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熱転写の方法と転写箔の種類について

明治32年に金沢で創業された「カタニ産業株式会社」は、もともと緊迫の製造をするために生まれた会社です。

長年の実績を積み重ねて得られた独自の製箔技術は世界に誇るものとなっていき、現在では伝統とハイブリッドな先端技術を兼ね添えた製品を作り出しています。

金や貴金属で箔や粉を作り、それが様々な加工品を生み出し化粧品の容器に使われたり、インテリアや自動車関係部品などに使われます。

カタニ産業株式会社ではホットスタッピングという技術も良く用いられますが、その技術なら簡単にメタリック調のデザインを映し出したり光沢のある製品が出来上がり、設備導入にもあまりコストをかけずに済み細かい文字も転写できることがメリットです。

ホットスタッピング箔には、熱転写と多色印刷転写があります。

転写箔はプラスチックや金属などに熱を使って転写をする材料のことで、アルミなど金属層をもつものなら下段から接着層・金属・印刷・表面保護・離型・キャリアフィルムの層が構成されていて、加熱ローラーで上から熱と圧力を加えて離型層とフィルムの二層を剥離するという方法で転写されます。

多色印刷転写の場合は、下から接着層・レジスト印刷・金属蒸着・着色・離型・ベースフィルムで層が構成され、隠蔽性の高いシルク印刷で175線印刷やカラー分解画像もできる方法です。

転写箔にはメタリックや顔料、印刷箔などの種類があり、その中の様々な色とデザインが用意されたファインフォイルはカタニ産業株式会社の登録商標です。